次世代型革新高出力蓄電池
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発

伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授

2017年10月7日土曜日

安倍首相演説 STSフォーラム2017

筑波大学に推薦して頂きSTSフォーラム2017(京都)にフューチャーリーダーとして参加してきました。全世界130カ国から150人選抜された将来のリーダーを一堂に集めてノーベル賞受賞者13名と懇談し、将来の科学技術について議論する場(フューチャーズリーダープログラム)に光栄にも参加させて頂きました。
その後、STSフォーラムでは安倍首相が世界の科学技術のあり方について演説をしノーベル賞受賞者が科学技術の将来性と現状の課題などを議論し、最後は皇太子様が演説して閉会しました。フューチャーリーダー以外は学長やソニーの会長など隣に座ってる人はみな偉い人ばかりでびっくりしました。
残念ながら安倍首相と皇太子様と話す機会はありませんでしたが、学長、著名な教授や大企業のCEOなどと話す機会があり、方針を作っていくリーダーのものの考え方に触れられて大変貴重な経験となりました。

(皇太子様は写真撮影禁止ということで撮っておりません)


STSフォーラム公式サイト

伊藤良一

2017年9月28日木曜日

日本で一番最初の水素ステーション見学

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JSTさきがけ)の研究検討会の後に岩谷産業の研究所と日本で一番最初に設置されたイワタニ水素ステーション尼崎を見学してきました。研究所とは思えないほど綺麗な建物でした。


水素ステーションの様子。水素5kgで550-650km走れるようで値段は5000円前後になるようです。一般の方は見れないステーションの水素貯蔵タンクなど見せていただきました。

エンジンを入れると凄い勢いで水を排出するトヨタMirai。しかしエンジン音は全くせず。オリンピックまでに新規の水素ステーションをどんどん増設して行くとのことでした。

今回岩谷産業の水素戦略を聞く限り自家用車はもちろんのこと公共機関や空港などでの活躍が見込まれているようです。バスが燃料電池車になれば排気ガスがでなくなり良いかもしれませんね。

伊藤良一

2017年8月18日金曜日

筑波大学応用理工サマースクール2017 報告

8月10日筑波大学応応用理工学類で行われた高校生対象サマースクールは75名弱の高校生に参加してもらい、大盛況で終わることが出来ました。遠方から来ている学生もいたようで(翌日が大学説明会のためセットで来たようです)大学の模擬講義や最先端の実験を楽しんでいただけたと思います。講義中の写真と我々の実験室で行われた体験実験の様子の写真をご紹介します。




模擬講義の様子


応用理工学類 菊池優君による透過型電子顕微鏡体験


応用理工学類 倉持宏隆君による多孔質試料作製体験


応用理工学類 鈴木大君による走行型電子顕微鏡体験


高校生の参加者と研究室の学生さん達


伊藤良一

2017年7月21日金曜日

筑波大学応用理工サマースクール2017

平成29年8月10日(木)に筑波大学応用理工で高校生対象にサマースクールを開催いたします。つきましては私が

模擬講義:「ナノ多孔質金の表面構造~ナノの世界を覗いてみよう~」

を務めさせていただくことになりました。

今回の模擬講義はジャパンプライズの『やさしい科学技術セミナー』とほぼ同一の講義と実験になっております。
前回出席が適わなかった方もまだ募集しておりますのでご覧ください。

今回のサマースクールは2015年にジャパンプライズ助成金採択された都甲薫先生がとりまとめをされております。
研究の世界は狭いですね!

応用理工サマースクール2017 ~筑波大学 高校生1日体験教室~

伊藤良一

2017年6月30日金曜日

筑波大学若手教員特別奨励賞

このたび筑波大学永田学長より、平成29年度「筑波大学若手教員特別奨励賞」を頂きました。これを励みとし筑波大学の発展に貢献していきたい思います。




詳細はこちらです。


伊藤良一

2017年5月9日火曜日

日本百名山 筑波山

いつもは研究に関する内容だけですが研究以外のアクティビティも行っています。今回は研究室のメンバーと筑波山へ行ってきました。4年生は元気いっぱいでした。





伊藤良一

2017年5月3日水曜日

研究室始動

4月から新体制がスタートしました。4月はオリエンテーションや講習会が立て込んでいて更新が遅くなりましたが、無事筑波大学でスタートを切ることができました。




伊藤良一

2017年4月20日木曜日

文部科学大臣表彰の写真

4月19日に行われました文部科学大臣表彰の会場での写真をアップロードします。偶然にも東工大での学生時代の尊敬する先生の一人である石谷教授、筑波大学の同僚かつ国際科学技術財団助成対象者(さらに偶然にも同じ年度に助成)である都甲先生と会場で会いました。研究の世界の世間の狭さを改めて感じました。
また科学技術賞を受け取っている教授方の研究成果はみな素晴らしく、またこの場に戻ってこれるようさらに社会の役に立つ研究を進めていきたいと強く思いました。



石谷教授


都甲先生

伊藤良一

2017年4月12日水曜日

文部科学大臣表彰若手科学者賞 受賞

この度、幸運にも平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を頂くことになりました。

ご推薦を頂きました(東工大)花村克悟教授、(東北大)小谷元子教授、(東工大)榎敏明教授、ならびに、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、また、本賞受賞に当たってご指導を頂きました(東北大)陳明偉教授、(東北大)谷垣勝己教授、(東北大)阿尻雅文教授、(東北大)藤田武志准教授、JST「エネルギーキャリア」総括(京大)江口浩一教授、JST「エネルギーキャリア」アドバイザーの先生方、ならびに、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(WPI-AIMR)のメンバーの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
本受賞は自分一人の力だけでは到底成し得なかったものであり、先生方の叱咤激励を頂く機会に恵まれたおかげです。

支えていただいた皆様に感謝をしつつ、これを励みとしてこれからも日本の科学技術発展のために尽力いたします。


文部科学省発表サイト
写真は式典後にアップロードします。


伊藤良一

2017年2月23日木曜日

The AIMR International Symposium 2017

2月13~17日までWPI-AIMR主宰の国際シンポジウムがありました。WPI10周年という記念すべき節目に招待講演を依頼されまして仙台で講演をしてきました。会場ではノーベル賞受賞者や著名な教授がたくさん招待されていまして最先端の研究成果の発表が多くありました。その方々の前での講演は非常に緊張しましたがとてもいい経験になりました。今回の講演でWPIの仕事は終わりとなりますがまた関わる機会があることを期待して新天地で研究を頑張りたいと思います。


公式サイト AMIS 2017

伊藤良一

2017年1月9日月曜日

中国に新設されたナノテクノロジーの中核的研究拠点を訪問

2016年にWPI-AIMR研究所とHerbert Gleiterナノ科学研究所の交流をかねて中国南京に訪問したときのまとめ記事です。
Herbert Gleiterナノ科学研究所はレベルが高かったです。


AIMResearchスポットライト
中国に新設されたナノテクノロジーの中核的研究拠点を訪問


伊藤良一