今年度採択をしていただいた新学術「次世代物質探索のための離散幾何学」領域の共同研究を開始しました。数学者と材料科学者が共同で一つの課題に取り組み、数学によって単純化されたモデルから新しい材料特性を予測し材料科学者がそれを実現するというユニークな試みをしている領域です。今回、東北大学からAndreas Dechant助教に筑波大学を訪問していただき数学材料連携共同研究の打ち合わせをしました。将来連携が進んだとき数学者が実験を行い、実験科学者が方程式を解く日も来るのでしょうか。
伊藤良一