修士1年生の塩川史也君が担当した海水電解用高エントロピー合金アノードの論文が出版され、プレスリリースされました。
な
我々人類が利用可能な淡水は、地球上の0.01%(10万km3)しかないといわれています。クリーンな水素製造が可能な水電解法は大量の淡水が必要とされ、地球上の水97%を占める海水は直接使用できません。そこで本研究は、豊富な純水がない地域では水電解できないという制約を取り払うために、海に面している砂漠などでも使用できるよう、海水から直接水素製造可能な貴金属を使用しない高耐久電極開発を行いました。
プレスリリース 海水から水素を製造する高耐久性卑金属合金電極の開発
原著論文
All-Solid-State Mg–Air Battery Enhanced with Free-Standing N-Doped 3D Nanoporous Graphene
伊藤良一