1月31日に東京ビックサイトで行われたNanotech2019に参加してきました。今回はさきがけの集大成の発表ということでJSTブースから発表させていただきました。当日は電極メーカーなど方からも興味を持っていただくことができまして参加して大変良かったと感じました。また別件ですが、60歳くらいのおじいちゃんから研究内容とは全く違うことで質問攻めにあい、なんでそんな内容を聞くんですかと聞いたら先生に聞いたほうが確実だからということで即席勉強会(高校基礎化学レベル)のような感じのこともやっていました。いろんな視点を持った人たちと出会えて面白い日となりました。
そして思わぬ再開もありました。なんと私の博士課程指導教官の榎敏明名誉教授(東京工業大学)と同じ時期に榎研に在籍していたインド人のJoseph Joly博士とばったり再開しました。まさかこの会場で会うとは思っておらず、お互い認識するのに間がありましたがお二人とも元気そうで何よりでした。研究者の世界はやはり狭いですね。
伊藤良一


次世代型革新高出力蓄電池
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発
伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授)
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発
伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授)
2019年2月5日火曜日
2019年1月11日金曜日
nano tech 2019に参加します
1月30日から2月1日の10時~17時の間で開催されるnano tech 2019に参加します。3年半の研究支援を頂いたさきがけ研究の成果をまとめてJSTブースで発表いたします。私は30日と1日に授業が入っているので31日だけブースにいる予定です。当日は水の電気分解で使用される卑金属電極と耐腐食卑金属電極の紹介をする予定です
伊藤良一
伊藤良一
2018年12月16日日曜日
筑波大学応用理工学類オープンハウス2018
今年も多くの筑波大学応用履行学類の2年生や3年生が研究室見学にきてくれました。今年から研究室に入りやすくするためにデコレーションを始めてみました。まだ研究室選びを迷っている学生がいたら是非一緒に藤田・伊藤研で最先端の研究をして研究成果を世界に発信していきましょう!
伊藤良一
伊藤良一
2018年12月7日金曜日
さきがけ事後評価会終了
12月に行われたJSTさきがけ「エネルギーキャリア」領域のさきがけ3期生の事後評価会を無事終えることができました。本年度でエネルギーキャリアのさきがけ研究者は全員卒業になり、今後はCRESTの先生達が2年間研究継続する形になるようです。様々な大学の業務をこなしつつ3か月ごとの進捗報告は正直ハードでしたがそれは同時に研究に没頭できる期間でもあったのでこの3年間は本当にあっという間に過ぎていった気がします。3年間という長い間研究指導を頂き、非常に自由に研究をさせて頂いた江口浩一総括並びにアドバイザーの方々には深く感謝をいたします。また、何不自由なく研究に必要な業務をサポートして頂いたJST担当者の方々にも深く感謝をいたします。さきがけ期間終了後も私たちの研究は続いていきますがさきがけで得られた経験と繋がった縁を大切にしながら今後も一層頑張って行きたいと思います。
伊藤良一
伊藤良一
2018年11月9日金曜日
数学材料連携新学術の共同研究
今年度採択をしていただいた新学術「次世代物質探索のための離散幾何学」領域の共同研究を開始しました。数学者と材料科学者が共同で一つの課題に取り組み、数学によって単純化されたモデルから新しい材料特性を予測し材料科学者がそれを実現するというユニークな試みをしている領域です。今回、東北大学からAndreas Dechant助教に筑波大学を訪問していただき数学材料連携共同研究の打ち合わせをしました。将来連携が進んだとき数学者が実験を行い、実験科学者が方程式を解く日も来るのでしょうか。
伊藤良一
伊藤良一
2018年9月10日月曜日
指導学生の論文受理
東北大学で指導していた修士学生(現東北大博士課程)の陳凌寒君の論文が受理されました。受け持ったときは修士1年生の学生ということで一から実験操作、データ取得や論文の書きかたなどを指導させて頂きました。学生指導に不慣れな部分があり苦労しましたが学生が成長していく姿が見れて楽しい期間でもありました。研究の世界では実力が物を言う世界であり、研究者の努力が結実することはそれほど多くありませんが、今回は学生の努力が著名な雑誌に認められるという最高の終わり方で非常に喜ばしいことです。というのも査読(審査)に要した期間が合計1年くらいほどあり駄目かなと思った矢先の受理でした。本当によかったです。これで東北大に残してきた学生関連の仕事は全て消化しました。本成果は私のさきがけ研究で注力したテーマであったため、きちんとした成果が得られてよかったと思います。
簡単な研究内容
グラフェンに化学元素をドープすると触媒能力が上がりますが電気伝導度が減少します。触媒自身の触媒能力が高くても電子を運搬する能力である電気伝導度が低いと、全体的な触媒性能は落ちてしまうことが知られています。つまり、化学元素のドープによる触媒能力と電気伝導度は全体の触媒性能を決定する上でトレードオフの関係を持っています。本研究では高い触媒性能(高い化学元素ドープレベル)を持ったまま高い電気伝導度を維持する方法を考えました。それは図のように高い電気伝導度を持つ3次元グラフェンの上に高い触媒能力(化学ドープグラフェン)を持つコブ状のグラフェンをドープすることで触媒能力を担う部分と電気伝導度を担う部分に分離する方法を開発しました。これにより、電気伝導度を損なうことなく触媒本来が持つ性能を発揮できる新しい階層構造を持った3次元グラフェンによる水素発生電極の開発に繋がりました。
図 階層構造を持ったグラフェン。大きな多孔質グラフェンの上に小さなコブの化学ドープグラフェンが乗った状態の電子顕微鏡像。元素マッピングからコブのグラフェンが化学ドープされていることが示されている。
詳細はこちらです。(有料)
伊藤良一
簡単な研究内容
グラフェンに化学元素をドープすると触媒能力が上がりますが電気伝導度が減少します。触媒自身の触媒能力が高くても電子を運搬する能力である電気伝導度が低いと、全体的な触媒性能は落ちてしまうことが知られています。つまり、化学元素のドープによる触媒能力と電気伝導度は全体の触媒性能を決定する上でトレードオフの関係を持っています。本研究では高い触媒性能(高い化学元素ドープレベル)を持ったまま高い電気伝導度を維持する方法を考えました。それは図のように高い電気伝導度を持つ3次元グラフェンの上に高い触媒能力(化学ドープグラフェン)を持つコブ状のグラフェンをドープすることで触媒能力を担う部分と電気伝導度を担う部分に分離する方法を開発しました。これにより、電気伝導度を損なうことなく触媒本来が持つ性能を発揮できる新しい階層構造を持った3次元グラフェンによる水素発生電極の開発に繋がりました。
図 階層構造を持ったグラフェン。大きな多孔質グラフェンの上に小さなコブの化学ドープグラフェンが乗った状態の電子顕微鏡像。元素マッピングからコブのグラフェンが化学ドープされていることが示されている。
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伊藤良一
2018年8月23日木曜日
筑波大学サマースクールと大学説明会
8月10日高校生向けのサマースクール(体験教室)と8月11日受験生向け大学説明会が行われました。台風の影響で10日は若干のキャンセルが出ましたが、大盛況のうちに終わりました。私は後ろのほうで真剣に取り組む高校生の一面を記録するためにカメラマンをやってましたが、皆さん楽しんでもらえたようで準備した甲斐がありました。是非筑波大へ!
伊藤良一
伊藤良一