次世代型革新高出力蓄電池
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発

伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授

2016年10月9日日曜日

異動&研究室立ち上げ再び

長らく更新をとめていましたがこれには理由がありまして就職活動をしておりました。また、WPIプログラム最終年度の拠点視察と重なり(英語での口頭発表担当)、中国出張や国内出張連発(週2回)と学会発表シーズンとで非常に忙しくしていました。その後、異動に伴う書類に追われて実験も出来ない状態で引越し準備をしていました。

2年前から続いた就職活動もようやく決着がつきましたのでご報告します。11月1日付けで筑波大学准教授職を無事得ることが出来ました。この准教授職は、教授と連携して講義を持ち、学生を教育し、研究室を運営する一般的な准教授です。また、任期はありませんので失職を気にせず、教育・研究活動に専念できる非常に恵まれたポジションを頂くことが出来ました。前回の職もそうでしたが今回の職も色々な人からの支援があり巡り合った幸運の積み重ねの結果得ることが出来たと私は感じています。

今年4月に東北大学で准教授に昇進させて頂いたのにも関わらず、7ヶ月間で転出というお世話になった方に対して心苦しい思いを胸に抱きつつ、感謝の気持ちと人の繋がりを大切にしながら新しい職場でこれからも前向きに進みます。
そして、新しい職場で今年2回目の研究室立ち上げが始まります・・・。


伊藤良一