東京工業大学榎研究室の同窓会がありました。78歳の誕生日を迎えられる榎先生を囲む会でもありました。これからも長生きしてください。
伊藤良一
次世代型革新高出力蓄電池
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発
伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授)
「金属触媒フリーリチウム空気電池」の開発
伊藤 良一
(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 助教、現在、筑波大学 数理物質系 准教授)
2024年12月4日水曜日
2024年11月26日火曜日
政策シンクタンク「時代を刷新する会」での講演@参議院議員会館
参議院議員会館で開催された政策シンクタンク「時代を刷新する会」環境技術委員会において、カーボンニュートラル技術に関係する講演を行ってきました。講演では、2050年に削減しきれない排出量76億トンの二酸化炭素を吸収する技術として有望視されているCCUS全般及び再生可能エネルギー電力を用いて気体二酸化炭素を有用な化成品へ変換する電気化学手法について説明をさせていただきました。「時代を刷新する会」環境技術委員会では、国益にかなったエネルギー・環境問題について各分野・それぞれ検討を重ねているとのことで、日本のカーボンニュートラル技術関連の政策考案の一助となればと思い、初の政治系講演に参加させていただきました。議員さんたちが日々どのように勉強し、政策に関わる情報を得ているのかなど大学では知り得ない経験ができ、私の方も勉強になりました。本講演内容は、科学研究費助成事業基盤研究(A)採択課題をベースとしており、皆様から更なる研究発展を期待されました。
本写真は、許可を得て掲載しています
伊藤良一
本写真は、許可を得て掲載しています
伊藤良一
2024年11月25日月曜日
芋煮会~仙台風、山形風~
専攻の先生方企画の第3回の芋煮会に参加してきました。仙台風と山形風の2種類用意されました。イモは先生方が借りている畑で育てたものを使用したとのことです。茨城で芋煮会はあんまり知名度ないですが今後も継続するとのことです。美味しかったです。
伊藤良一
伊藤良一
2024年11月12日火曜日
水素エネルギー協会誌「水素エネルギーシステム」編集長送別会
私が編集者を務めている水素エネルギー協会誌「水素エネルギーシステム」の編集長の送別会を行いました。桜井編集長、お疲れさまでした!という会合です。
水素エネルギー協会は、日ごろから日本の水素社会について考え、議論をしている団体で、水素に関する最新の技術や発見を会員に届ける雑誌が「水素エネルギーシステム」誌です。オープンアクセスなので気になる記事があればぜひ目を通してみてください。
水素エネルギーシステム過去の記事検索サイト
伊藤良一
水素エネルギー協会は、日ごろから日本の水素社会について考え、議論をしている団体で、水素に関する最新の技術や発見を会員に届ける雑誌が「水素エネルギーシステム」誌です。オープンアクセスなので気になる記事があればぜひ目を通してみてください。
水素エネルギーシステム過去の記事検索サイト
伊藤良一
2024年10月30日水曜日
有機ハイドライド電解合成用電極 プレスリリース
ENEOS中央研究所、名古屋大、高知工科大とのDirect MCH®法に関する共同研究成果をプレスリリースしました。国費留学生Aimi Asilah Haji Tajuddinさん(当時博士課程後期学生、ブルネイ人)の最後の研究成果を無事出版することができました。
本研究は、有機ハイドライド電解合成で問題となるアノード電極の有機物被毒問題について扱ったものです。有機物を混ぜて電気を流すと電極と有機物が反応をしますが、目的とする反応以外の副反応も起き、最終的に電極としての機能を失ってしまうことが問題視されています。そこで、どのような状況の時、電極表面が有機物による被毒を受けるのかなどのメカニズムの詳細を調べ、電極表面で何が起こっているかの解明に成功しました。本研究成果は、有機物存在下で電解するあらゆる技術で参考となる評価方法及び触媒設計指針を打ち出しているので参考にしてみてください。
原著論文
Toluene-Poisoning-Resistant High-Entropy Non-Noble Metal Anode for Direct One-Step Hydrogenation of Toluene to Methylcyclohexane
プレスリリース
伊藤良一
本研究は、有機ハイドライド電解合成で問題となるアノード電極の有機物被毒問題について扱ったものです。有機物を混ぜて電気を流すと電極と有機物が反応をしますが、目的とする反応以外の副反応も起き、最終的に電極としての機能を失ってしまうことが問題視されています。そこで、どのような状況の時、電極表面が有機物による被毒を受けるのかなどのメカニズムの詳細を調べ、電極表面で何が起こっているかの解明に成功しました。本研究成果は、有機物存在下で電解するあらゆる技術で参考となる評価方法及び触媒設計指針を打ち出しているので参考にしてみてください。
原著論文
Toluene-Poisoning-Resistant High-Entropy Non-Noble Metal Anode for Direct One-Step Hydrogenation of Toluene to Methylcyclohexane
プレスリリース
伊藤良一
2024年10月16日水曜日
小谷元子先生講演会「数学と材料科学 2024」
小谷元子教授のご還暦の講演会に参加してきました。AIMR時代で同僚であった人たちにも会うことができ、ちょっとした同門?会的な会合になり、皆さんお変わりなく良かったです。数学者との共同研究は、大変ですがやりがいもあり、新しいアイディアと活力がわいてきます。来年は退官記念講演会があるとのことでまた参加してきます。
伊藤良一
伊藤良一
2024年7月4日木曜日
2024年5月30日木曜日
つくば型「学問探究チュートリアル」第一回目授業
つくば型「学問探究チュートリアル」の授業が始まりました。筑波大学では初めての取り組みであり、第1期目の担当教員を務めさせていただいています。先生方もドタバタしながら新しいスタイルの授業を学生と一緒に作っていく科目です。受講してくれた学生がどのように感じ、どのような探究をするか非常に楽しみです。
つくば型チュートリアル学修とは?
筑波大学が導入するチュートリアル学修の目的は、学士課程にいる皆さん自身が立てる問いに向かう学究のため、皆さんの学びを実現できるように、また、創造性豊かな思考力と行動力で未来をデザインできる力が育つように、皆さん一人一人が主体的でオーダーメイドに学修できる場を整えるためです。その学修活動を、図の①から⑥までの流れで整理しています。初年次のうちは自らの問題意識を問いとして定め、広く教養を深めて思考の基礎を造ることから始め、年次を経るごとに専門性を増していきます。あなたならではの広く深い学修を個別指導でサポートしていくのが、つくば型チュートリアル学修です。
伊藤良一
つくば型チュートリアル学修とは?
筑波大学が導入するチュートリアル学修の目的は、学士課程にいる皆さん自身が立てる問いに向かう学究のため、皆さんの学びを実現できるように、また、創造性豊かな思考力と行動力で未来をデザインできる力が育つように、皆さん一人一人が主体的でオーダーメイドに学修できる場を整えるためです。その学修活動を、図の①から⑥までの流れで整理しています。初年次のうちは自らの問題意識を問いとして定め、広く教養を深めて思考の基礎を造ることから始め、年次を経るごとに専門性を増していきます。あなたならではの広く深い学修を個別指導でサポートしていくのが、つくば型チュートリアル学修です。
伊藤良一
2024年4月11日木曜日
第20回日本学術振興会賞授賞式
第20回日本学術振興会賞の授賞式に参加しました。秋篠宮皇嗣同妃両殿下から祝辞を頂き、恩師榎敏明先生とも会場でお会いすることができました。写真撮影の制限があったので授賞式の詳しい様子をお伝え出来ませんが、とても素晴らしい会でした。生涯に渡ってこの賞に相応しい研究者になるべく今後も精進させていただきます。
恩師、榎敏明名誉教授
表彰楯
日本学術振興会賞受賞を受けての学長表彰(左から永田学長、伊藤准教授、重田副学長)
伊藤良一
恩師、榎敏明名誉教授
表彰楯
日本学術振興会賞受賞を受けての学長表彰(左から永田学長、伊藤准教授、重田副学長)
伊藤良一
2024年4月10日水曜日
2024年3月27日水曜日
2024年3月20日水曜日
読売新聞「海水から水素製造…希少金属使わない技術を切り開く」
修士課程の塩川史也君の研究について読売新聞から取材を受けました。
冒頭部分
気候変動を食い止める切り札として、水素エネルギーへの期待が高まっている。化石燃料から作る「グレー水素」ではなく、再生可能エネルギーを活用して作る「グリーン水素」が望ましい。しかし、大きな問題がある。淡水を電気分解(電解)する現在の製法は、淡水を潤沢に得られる場所でしか使えないことだ。海水を電解する技術もあるが、高価な希少金属のイリジウムが欠かせない。
有料部分は苦労話などが書かれています
読売新聞「海水から水素製造…希少金属使わない技術を切り開く」
伊藤良一
冒頭部分
気候変動を食い止める切り札として、水素エネルギーへの期待が高まっている。化石燃料から作る「グレー水素」ではなく、再生可能エネルギーを活用して作る「グリーン水素」が望ましい。しかし、大きな問題がある。淡水を電気分解(電解)する現在の製法は、淡水を潤沢に得られる場所でしか使えないことだ。海水を電解する技術もあるが、高価な希少金属のイリジウムが欠かせない。
有料部分は苦労話などが書かれています
読売新聞「海水から水素製造…希少金属使わない技術を切り開く」
伊藤良一
2024年3月8日金曜日
贈呈式は普段会えない懐かしい人に会える
東工大の卒論発表時に大変ご指導いただきました石谷治教授(現東工大教授、来年度広島大学教授)に岩谷科学技術研究助成贈呈式でお会いしました。
卒論から20年ほど経ちましたが、あの時のまま厳しく優しくお手本になる先生のままでした。
褒めていただき嬉しかったです。
本年度退官とのことですが、ご指導ありがとうございました。
伊藤良一
卒論から20年ほど経ちましたが、あの時のまま厳しく優しくお手本になる先生のままでした。
褒めていただき嬉しかったです。
本年度退官とのことですが、ご指導ありがとうございました。
伊藤良一
2024年2月3日土曜日
PEM水電解装置 スタック解体
トヨタモビリティ基金共同研究プロジェクトで行っているPEM水電解装置@産総研FREAのPEM水電解スタックを解体してきました。
メンバーの小島先生と長澤先生と一緒に作業をしました。
秘密保持契約のため解体の様子は公開できませんが、企業も秘匿する水電解の心臓部の深淵を見させていただきました。 大学の研究者が関われないスタック解体というとても貴重な体験をさせていただきましたトヨタモビリティ基金には感謝しかありません。
伊藤良一
メンバーの小島先生と長澤先生と一緒に作業をしました。
秘密保持契約のため解体の様子は公開できませんが、企業も秘匿する水電解の心臓部の深淵を見させていただきました。 大学の研究者が関われないスタック解体というとても貴重な体験をさせていただきましたトヨタモビリティ基金には感謝しかありません。
伊藤良一